こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
2024年12月6日より「定期貸しコイン」サービスを開始し、ビットフライヤーでもレンディング運用ができます。
けれど、サービスが始まったばかりで利率や貸出期間など分からないところが多く利用するか不安ですよね。
この記事では、定期貸コインの詳細や定期貸コインのメリット・デメリットについて解説していきます。
また、その他レンディングサービスを紹介しレンディング運用をサポートします。
この記事を読めば、レンディングサービスを利用して効率的に資産を増やす方法が分かりますよ。
効率的に資産を増やす手段としてレンディング運用したい方は、最後まで読み込んでください。
項目 | PBRレンディング | BitLending |
---|---|---|
利率 | ◎ 10〜12% | ◯ 4.5〜10% |
取扱銘柄 | BTC ETH XRP ADA USDT USDC | BTC ETH XRP DAI USDT USDC XNK |
最低貸出数量 (プレミアム) | 0.01 BTC (0.16 BTC) 0.1 ETH (2.25 ETH) 500 XRP (5,000 XRP) 500 ADA (8,500 ADA) 300 USDT (3,500 USDT) 300 USDC (3,500 USDC) | 0.01 BTC 0.1 ETH 360 XRP 200 DAI 200 USDT 200 USDC 0.0833 XNK |
貸出期間 | 1ヶ月〜 | 1ヶ月〜 |
返還までの期間 | 申請受理から7営業日以内 | 申請受理から7営業日以内 |
損益計算の手軽さ | かんたん | かんたん |
出金手数料 | 0.0008 BTC 0.00625 ETH 1 ADA 1 XRP 1 USDT 1 USDC | 年4回まで無料 5回目以降は以下の手数料が発生 0.0005 BTC 0.00625 ETH 0.2 XRP 15 DAI 1 USDT 1 USDC 0.002 XNK |
使いやすさ | ◯ | ◎ |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
ビットフライヤーの定期貸コインとは
前述のとおり、2024年12月6日からレンディングサービス「定期貸コイン」が利用できます。
サービスの詳細を以下の表にまとめました。
項目 | 定期貸コイン | 定期貸コインプラス |
---|---|---|
対象通貨 | BTC | BTC |
最小貸出枚数 | 0.001 BTC | 0.001 BTC |
利率 | 2.65% (1.15%+サービス開始記念1.5%) | 3.05% (1.55%+サービス開始記念1.5%) |
貸出期間 | 182日間 | 182日間 |
早期終了 | なし | あり |
対象通貨はビットコインのみでプランは2種類から選べます。
利率は最大3.05%ですがその内、1.5%はサービス開始記念のため将来的に利率が下がる可能性があるので注意が必要です。
また、常に申し込みできるわけではなく募集期間があり期間中に申し込み抽選によって選ばれます。
そのため、申し込んだからといって必ずしも定期貸コインを利用できると断言できないので気をつけてください。
定期貸コインを利用するメリット
ビットフライヤーの定期貸コインは仮想通貨を保有し続けるだけでなく、自動的に利息を得られる仕組みです。
利用者が得られる主なメリットは以下のとおりです。
送金手数料を抑えられる
ビットフライヤーの定期貸コインを利用すれば取引所内で完結するため、送金手数料を抑えられます。
実際にビットフライヤーから外部にビットコインを送金する際、0.0004 BTCの手数料が発生します。
仮想通貨 | 送金手数料 |
---|---|
BTC | 0.0004 BTC |
ETH | 0.005 ETH |
XRP | 無料 |
ADA | - |
DAI | - |
1 BTC=1,500万円で換算すると6,000円の手数料です。
仮想通貨を増やそうと思っているのに6,000円の手数料は大きな出費です。
そのため、送金コストを抑えてレンディング運用したい方は利率は低いですが定期貸コインを利用してみてください。
0.001 BTCから貸し出せる
定期貸コインは0.001 BTCから貸し出せるため、大きな資産を持たない初心者でも気軽に申し込めます。
たとえば、GMOコインでは0.1 BTCと最低貸出枚数が多く、1 BTC=1,500万円で換算すると150万円と高額です。
枚数が多いと仮想通貨投資を始めたばかりの方にとって、ハードルが高いですよね。
その点、ビットフライヤーの定期貸コインは少額から始められるので初心者でもリスクを最小限に抑えつつ始められます。
自動で枚数を増やせる
定期貸コインを利用すれば貸出期間満了後に利息が加算され、その分の資産が増えていきます。
もし、定期貸コインプラスに0.001 BTC貸し出して3.05%で運用すると182日後に約228円の利息を受け取れます。
最低貸出枚数だと得られる利益は少額ですが、手間を省きながら資産を効率よく運用できるのが定期貸コインの大きな魅力です。
定期貸コインを利用するデメリット
一方で定期貸コインには以下のデメリットも存在します。
対象通貨がビットコインのみ
現状、定期貸コインで貸し出せるのビットコインのみで他の通貨に対応していません。
イーサリアムやリップルなど、幅広い通貨で資産運用を行いたい方にとっては選択肢が制限されます。
たとえば、コインチェックでは取り扱っている通貨のうち32種類が貸出対象です。
将来的に対象通貨が増える可能性はありますが現状、他の通貨を貸し出したい方は他のレンディングサービスを利用しましょう。
貸し出せるかは抽選で決まる
定期貸コインで貸し出せるのは応募者の中から抽選で決まります。
応募者が多いと当選する倍率が低くなり、抽選に漏れる可能性が高いです。
実際コインチェックのレンディングでは利率の高いコースは申し込みする方が多く、応募を受け付けていません。
抽選に依存する仕組みが気になる方は、申し込めば確実に運用できるPBRレンディングやBitLendingを利用しましょう。
申し込み期間以外は申請できない
定期貸コインは申し込み期間が設定されており、期間以外では新たに申し込めません。
定期貸コインの第1回の申込期間は2024年12月6日〜12月10日までで、現在は新規の貸出申込みは受け付けていません。
次回の申し込み期間は公式サイトからアナウンスがあるはずなので、定期貸コインを利用したい方は見逃さないようにしましょう。
とはいえ、次の受付開始まで待てない方はPBRレンディングやBitLendingを利用すれば、最短翌日から始められます。
オススメのレンディングサービス
ビットフライヤーの定期貸コインは、募集期間があり期間外では申し込みできません。
また、一部の取引所でもレンディングはできますが利率が低いため、思うような利益が得られません。
逆に、以下にあげるレンディングサービスは承認も早く高利率で運用できます。
高利率でレンディングしたい方は、チェックしてみてください。
BitLending
BitLendingは7種類の通貨を4.5%〜10%の利率で運用できるレンディングサービスです。
BitLendingの特徴は以下のとおり。
BitLendingの特徴
- 短期運用に最適
- 少額からレンディングできる
- 通貨に応じた利率設定
- 見やすいデザイン設計
- 万全なセキュリティ対策
1ヶ月単位で貸出しができ、年4回の返還手数料が無料なので短期間での運用したい方に向いています。
BitLendingの詳細は以下の記事で解説しています。
>>BitLending(ビットレンディング)は怪しい?評判や安全性を運用中のボクが解説!
BitLending(ビットレンディング)は怪しい?評判や安全性・利用した感想を解説!
続きを見る
PBRレンディング
PBRレンディングは国内最高利率12%で運用できるレンディングサービスで、2つのプランから選択できます。
PBRレンディングの特徴は以下のとおり。
PBRレンディングの特徴
- 少額からレンディングできる
- 最大12%の高利率で運用可能
- 初心者にも利用しやすい
- 2つの運用プランから選択できる
- セキュリティ対策も万全
最大12%と高い利率で運用できるため多くのリターンを期待できます。
またセキュリティ対策も万全なので、初心者でも利用しやすいです。
PBRレンディングは長期運用で多くの利益を得たい方に向いているサービスです。
PBRレンディングの詳細は以下の記事を参考にしてください。
>>PBRレンディングは怪しい?評判や危険性・利用した感想を解説!
PBRレンディングは怪しい?評判や危険性・利用した感想を解説!
続きを見る
レンディングサービスを利用するメリット
PBRレンディングやBitLendingを利用するメリットを以下のとおりです。
1つずつ解説していきます。
貸出し申請が通りやすい
取引所と比べて貸出し申請が通りやすいため、最短翌日から運用が始まります。
たとえば、コインチェックのレンディングは上限枠決まっており、貸出募集がすぐ埋まってしまいます。
特に人気の仮想通貨や高利率は申請が集中します。
しかし、レンディングサービスは申請から1〜3日以内には運用が始まるので承認待ちの期間がありません。
実際、PBRレンディングに貸出申請したときは3日後に運用が始まりました。
貸出しまでの手続きがスムーズで申請が通りやすいため、すぐに運用を始められます。
取引所よりも高利率で運用できる
レンディングサービスは取引所の1〜5%よりも高い利率で運用できます。
PBRレンディングを例にあげると10〜12%と高利率です。
BitLendingも通貨によって利率は異なりますが、ビットコインやイーサリアムは8%と高利率で運用できます。
高利率で長期運用すれば得られる利息は増えるため、効率よく利益を得たい方はレンディングサービスを利用しましょう。
最短1ヶ月から貸出しできる
レンディングサービスは最短1ヶ月からの貸出しができるので、短期間でも手軽に利用できます。
たとえば、11月1日に貸出開始して12月1日に返還申請も可能です。
申請が受理されてから、7営業日以内に貸出した仮想通貨が戻ってきます。
PBRレンディングやBitLendingは貸出1ヶ月目以降ならいつでも返還申請できます。
そのまま運用したいときも新たに手続きする必要はなく、自動で運用してくれるので手間がかかりません。
レンディングサービスを利用するデメリット
レンディングサービスを利用すメリットを紹介してきましたが、以下のデメリットも存在します。
送金手数料がかかる
レンディングサービスに仮想通貨を送金する際、送金手数料が発生します。
手数料は送金する仮想通貨によって異なります。
仮に主要な取引所から送金したときの手数料を以下の表にまとめました。
仮想通貨 | ビットフライヤー | コインチェック | GMOコイン |
---|---|---|---|
BTC | 0.0004 BTC | 0.0005 BTC | 無料 |
ETH | 0.005 ETH | 0.005 ETH | 無料 |
XRP | 無料 | 0.15 XRP | 無料 |
ADA | - | - | 無料 |
DAI | - | 50 DAI | 無料 |
たとえば、コインチェックでビットコインを送金する場合、1回の送金で0.005 BTCの手数料が必要です。
1 BTC=1,000万円で換算すると5,000円の手数料になります。
送金手数料は利用する取引所によっても異なるため、気をつけてください。
送金手数料が無料のGMOコインを利用すれば、送金コストを抑えられます。
返還手数料がかかる
レンディングを終了して仮想通貨を返還する際にも手数料が発生します。
PBRレンディングとBitLendingの返還手数料を、以下の表にまとめました。
銘柄 | PBRレンディング | BitLending |
---|---|---|
BTC | 0.0008 BTC | 0.00015 BTC |
ETH | 0.00625 ETH | 0.0015 ETH |
XRP | 1 XRP | 0.2 XRP |
USDT | 10 USDT(TRC-20) 10 USDT(ETC-20) | 1 USDT(TRC-20) 8 USDT(ETC-20) |
USDC | 10 USDC(ETC-20) | 5 USDC(ETC-20) |
ADA | 1 ADA | - |
DAI | - | 4 DAI |
XNK | - | 0.002 XNK |
実際にPBRレンディングでビットコインを返還する際、0.0008 BTCの返還手数料がかかります。
貸出期間が短ければ受け取った利息より手数料の方が多くなり、実際に受け取れる利益が少なくなるため注意が必要です。
ただ、BitLendingは年4回までは返還手数料が無料で返還できます。
お試しでレンディングを利用してみたい方や短期運用したい方は、BitLendingを利用すれば返還手数料無料がかかりません。
貸出中に価格が暴落するリスクがある
レンディング中に仮想通貨の価格が大幅に下落するリスクが伴います。
仮想通貨は価格変動が大きいため、資産価値の低下に注意が必要です。
例をあげると、ビットコインは現在1,000万円を推移していますが数十%の急落が発生する可能性もあります。
そのため、リスク管理として保有資産の一部だけ貸出したり複数のレンディングサービスで運用したりしてリスクを分散しましょう。
仮想通貨レンディングの始め方
仮想通貨レンディングを始めるには、以下のステップを踏む必要があります。
以下の手順を踏めば、スムーズに仮想通貨レンディングを始められます。
まず、レンディングサービスを選ばなければ何も始まりません。
各サービスによって対象通貨や利率などが異なるため、自分に合ったものを選んでください。
アカウント登録は無料でできるので、必要な情報を入力して登録を完了させましょう。
あとは、運用したい仮想通貨を送金すればレンディングが開始されます。
BitLendingに送金したい方は以下の記事を参考にしてください。
>>ビットフライヤーからBitLending(ビットレンディング)に送金する方法!
ビットフライヤーからBitLending(ビットレンディング)に送金する方法!
続きを見る
PBRレンディングに送金したい方は以下の記事で詳しく解説しています。
>>ビットフライヤーからPBR Lendingに送金する方法を解説!
ビットフライヤーからPBR Lendingに送金する方法を解説!
続きを見る
仮想通貨レンディングに関するよくある質問
最後にレンディングに関する質問をまとめました。
- コインチェックではレンディングできるの?
- GMOコインでレンディングはできるの?
- 仮想通貨レンディングの金利一覧が知りたい
- ビットコインをレンディングしたときの比較がみたい
- ビットフライヤーのステーキングは再開したの?
コインチェックではレンディングできるの?
コインチェックでも仮想通貨のレンディングサービスを提供しています。
コインチェックで仮想通貨を保有している方はチェックしてみてください。
貸出期間と利率は以下のとおりです。
貸出期間 | 利率 |
---|---|
14日間 | 1% |
30日間 | 2% |
90日間 | 3% |
180日間 | 4% |
365日間 | 5% |
コインチェックのレンディングのやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>コインチェックのレンディング(貸暗号資産)のやり方を解説!
コインチェックのレンディング(貸暗号資産)のやり方を解説!
続きを見る
GMOコインでレンディングはできるの?
GMOコインでも仮想通貨レンディングが可能で、ビットコインやイーサリアムの他にも幅広い通貨に対応しています。
対応通貨は以下にまとめました。
ただ、GMOコインのレンディングは募集していないときが多いので気をつけてください。
仮想通貨レンディングの金利一覧が知りたい
仮想通貨レンディングの金利は利用する取引所やサービス、通貨によって異なります。
コインチェックやGMOコインなどの取引所は、1%〜5%の範囲で設定されています。
一方、PBRレンディングやBitLendingは8%〜12%と高利率に設定されていますよ。
ビットコインをレンディングしたときの比較がみたい
ビットコインのレンディングは利用するサービスによって利率が異なるため、比較が大切です。
たとえば、PBRレンディングでは10%〜12%、BitLendingでは8%といった2%〜4%の差があります。
また、運用方法も単利運用と福利運用があるため、プランや運用期間によっても変わってきます。
レンディングの比較は、以下の記事で詳しくまとめました。
>>どっちがオススメ?PBRレンディングとBitLendingを7項目で徹底比較!
どっちがオススメ?PBRレンディングとBitLendingを7項目で徹底比較!
続きを見る
ビットフライヤーのステーキングは再開したの?
ビットフライヤーのステーキングサービスは一時停止しており、2024年12月末時点で再開していません。
現在、再開の時期については公式からの発表がないため、進捗をチェックしてください。
ステーキングしたい場合は、ビットポイントやGMOコインを利用しましょう。
レンディングしたいなら専業サービスを利用しよう!
今回はビットフライヤーでレンディングのやり方について解説しました。
結論、ビットフライヤーでは定期貸コインでレンディングが利用できます。
しかし、申込期間があり期間外は受け付けておらず、申し込めたとしても抽選によって選ばれるため倍率は低いです。
そのため、他のサービスを利用したほうが多くの利益を得られます。
特にPBRレンディングやBitLendingが高利率で申請翌日には運用できます。
とはいえ、レンディングは価格変動や手数料のリスクが伴うため、各サービスの特徴を比較して自分に合ったサービスを選んでください。
まずは小額から始めて、リスク管理もしっかりと行いましょう。