コインチェックを退会したいけれど、「残高が残っていたらどうなるの?」「取引履歴は消えるの?」「つみたては止めないとダメ?」と不安になりますよね。
結論、退会ボタンを押すだけなら、手続きは簡単です。
しかし、準備を飛ばすと退会申請ボタンが表示されなかったり、確定申告に必要な取引履歴を取り出せなくなったりします。
この記事では、コインチェックを退会する前の準備やスマホ・PCでの退会手順、退会後の注意点を解説します。
「あとで困らずに退会したい」という方は、この順番で進めてください。
| 準備項目 | 内容 |
|---|---|
| 仮想通貨の残高 | 売却または送金してゼロにする |
| 日本円の残高 | 出金してゼロにする(407円以下は退会手数料として処理可) |
| Coincheckつみたて | 締切日(毎月10日ごろ)までに停止する |
| Coincheck NFT | 出品して売却するか、外部ウォレットへ出庫する |
| 取引履歴 | CSV形式でダウンロードして手元に保存する |

コインチェック退会前に必ず確認する5項目

退会申請のボタンを押す前に、5つの事前準備が必要です。
- 仮想通貨の残高をゼロにする
- 日本円の残高を出金する(407円未満は退会手数料として処理可)
- Coincheckつみたての積立設定を停止する【締切日に要注意】
- Coincheck NFTを出品または出庫する
- 取引履歴を事前にダウンロードする(確定申告・損益計算に必要)
仮想通貨の残高をゼロにする
コインチェックを退会するには、口座内の暗号資産をすべてゼロにすることが必須条件です。
理由は、残高が1円でも残っていると退会申請ボタン自体が表示されないからです。
もし、保有中の仮想通貨が残っているなら「売却 or 送金」の2択で対応します。
売却後は「取引アカウント」の残高が0になっているのを確認してから、次のステップに進みましょう。
コインチェックから送金可能な取引所
コインチェックから仮想通貨を送金するなら、国内取引所の「bitFlyer(ビットフライヤー)」を推奨します。
その理由は、コインチェックとビットフライヤーが同じトラベルルール技術を採用しているからです。
具体的に、トラベルルールの技術は「TRUST」と「Sygna」の2種類があり、両社は「TRUST」が採用しています。
送金するなら、送金先の取引所のトラベルルールを確認してください。
迷うなら売却して日本円で出金しましょう。
日本円の残高を出金する(407円未満は退会手数料として処理可)
仮想通貨を売却したあとは、日本円の残高も出金してゼロにする必要があります。
日本円の残高が出金手数料(407円)以下の場合は、コインチェックに支払う形で処理されます。
日本円の出金は、以下の手順です。

- 「ウォレット」をタップ
- 資産をタップ
- 日本円をタップ

- 「出金」をタップ
- 出金額を入力
- 「出金申請」をタップ
出金先は事前に登録した銀行口座のみ有効で、着金まで通常1〜3営業日かかる点に注意してください。
まとまった金額が残っている場合は、退会申請の数日前に出金手続きを済ませておくとスムーズに退会まで進められます。
Coincheckつみたての積立設定を停止する【締切日に要注意】
つみたてサービスを利用中なら、退会前に必ず積立設定を「停止」する手続きが必要です。
理由は、締切日の後に停止した場合、当月の買付けが行われ翌月に停止となるからです。
たとえば、締切日を1日でも過ぎると当月分の引き落としが実行されます。
そのため、余裕をもって月初から10日前後の間に手続きを行いましょう。
停止後は「つみたてアカウント」に残っている資産を「取引アカウント」に振り替えてから、残高をゼロにする作業に移ります。
Coincheck NFTを出品または出庫する
Coincheck NFT(コインチェックのNFTマーケットプレイス)にアイテムが残っていると、退会申請ができません。
アイテムを所有しているなら、退会前にNFTを出品して売却するか出庫しましょう。
NFTを出庫する場合はETH(イーサリアム)の手数料が発生するため、出庫手数料分のETHだけは一時的に口座に残しておく必要があります。
出庫が完了してから、残ったETHを売却・送金してゼロにするという順番で進めてください。
取引履歴を事前にダウンロードする(確定申告・損益計算に必要)
退会前の事前準備として、忘れがちで最も後悔しやすいのが取引履歴のダウンロードです。
なぜなら、退会が完了するとコインチェックにログインできなくなるため、過去の取引データを取り出せないからです。
取引履歴がないと確定申告に必要な損益計算ができないため、以下手順で退会前に忘れずにCSVデータをダウンロードしましょう。

- 人形アイコンをタップ

- 「取引履歴」をクリック

- 年月を選択してダウンロード
スマホアプリでコインチェックを退会する手順

アプリからの退会手続きは、以下の手順でたった1分で完了します。
PCから手続きしたい方は「PC(ブラウザ)版の手順」をご確認ください。

- 「ウォレット」をタップ
- 「右上のアイコン」をタップ
- 「基本設定の変更」をタップ
画面が切り替わったら下にスクロールしていきます。

画面下部にある「退会について」の項目内にある「退会申請を行う」をタップし、確認画面で「OK」を選択すると申請が完了します。
「退会申請を送信しました」と表示された後、「お客様は現在退会申請中です。」と画面に出れば手続きは完了です。
PCブラウザでコインチェックを退会する手順

PC(ブラウザ)からの退会は、iOSアプリと同じ手順で退会申請が完了します。

- 「歯車アイコン」をクリック
- 「基本設定の変更」をクリック
「基本設定の変更」ページを一番下までスクロールすると、「退会について」という項目があります。
事前準備がすべて完了していれば、この時点で「退会申請を行う」ボタンを押せます。

「退会申請を行う」をクリックし、確認画面で「OK」を押すと申請が送信されます。
「退会申請を送信しました」と表示された後、「お客様は現在退会申請中です。」と画面に出れば手続きは完了です。
退会申請ボタンが表示されない場合の対処法

「退会申請を行う」ボタンが表示されない場合、原因は主に以下の3つに絞られます。
該当する項目から順番に対処していきましょう。
口座に残高(日本円・仮想通貨)が残っている
退会申請ボタンが表示されない原因として、最も多いのが日本円または仮想通貨の残高が残っているケースです。
なぜなら、コインチェックではアカウントに資産が残っていると退会申請ができないからです。
具体的に「残高があるのに気づかなかった」というケースで特に多いのが、過去に少額購入したアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)です。
ウォレット画面を上から下まで丁寧にスクロールして資産が残っていないか確認しましょう。
Coincheckつみたてが停止されていない
つみたてサービスを利用中のまま退会しようとしても、申請ボタンは表示されません。
Coincheckつみたての申込・変更締切日を過ぎた場合は、停止の手続きをしても次回の買付が完了するまでは退会できません。
つまり、停止の手続き自体は完了していても、タイミングによってはその月の買付が走ってしまうため、ボタンが表示されません。
そのため、当月の引き落としと買付がすべて完了するのを待ってから退会申請に進みましょう。
Coincheck NFTのアイテムが残っている
NFTのアイテムがマイページに1点でも残っている場合も、退会申請ボタンは表示されません。
NFTを保有しているのを忘れているユーザーが意外と多いです。
「残高はゼロにしたのにボタンが出てこない」という、問い合わせの原因になりやすい項目です。
保有しているNFTを売却か、外部ウォレットへ出庫したあとで退会申請を進めましょう。
少額残高(407円以下)が残っている場合の特別処理
日本円の残高が少額すぎて出金できないケースでも、退会申請は可能です。
出金手続きには1回あたり407円の手数料がかかるため、407円以下の残高では出金しようとしても手数料の方が高くなります。
そのような場合でも退会を止める必要はありません。
出金手数料(振込手数料)の407円以下の日本円残高がある場合、退会手数料として処理され退会できます。
「数十円だけ残っていて出金できない」ときは、このルールを活用してそのまま退会申請に進みましょう。
退会申請後にキャンセルしたい場合

退会申請を送信した後でも、一定の期限内であればキャンセルできます。
ただし、キャンセルできる時間は非常に短いため、申請後に気が変わったときはすぐに行動してください。
キャンセル手順
キャンセル方法を知らずに「退会申請をしてしまったが取り消したい」と、慌てる方も多いですが手順はシンプルです。
退会申請のキャンセルは「基本設定の変更」画面から操作できます。
具体的な手順は以下のとおりです。
退会キャンセルの手順
- アカウントアイコン →「基本設定の変更」の順にタップ
- ページ下部「退会申請をキャンセルする」をタップ
- 確認画面で「OK」を選択して完了
退会申請後も、ログインできる状態のうちにキャンセルボタンを押せばキャンセルできます。
キャンセルできる期限(翌営業日の処理完了前まで)
退会申請のキャンセルは、翌営業日に退会処理が完了する前までが期限です。
理由は原則、申請いただいた翌営業日に退会完了となるからです。
たとえば、金曜日の夜に退会申請をした場合、翌営業日は月曜日になります。
この場合、月曜日に退会処理が完了する前であればキャンセルが間に合います
「退会するのをやめたい」と思ったら、翌営業日の午前中のうちに次の手順でキャンセル操作を済ませるのが安全です。
コインチェック退会時の3つの注意点

退会が完了すると、取り消しは一切できません。
退会後に「知らなかった」と後悔しないよう、起こることを事前に把握しておきましょう。
ログインが完全にできなくなる
退会後は一切ログインができなくなるため、残高確認や取引履歴の閲覧、各種設定の変更といった操作ができなくなります。
たとえば、退会後に「やっぱり取引履歴を確認したい」と思ってもログインできません。
必要なデータや設定の確認は、すべて退会申請前に済ませてください。
同じメールアドレスで再登録できない
退会後にコインチェックに再登録したいときは、違うメールアドレスで登録する必要があります。
なぜなら、退会したメールアドレスがシステム上で使用済みとして記録されているからです。
具体的には、GmailやYahooメールなど新しいメールアドレスを用意してから再登録の手続きを進めましょう。
退会を決める前に「本当にもう使わないか」を、改めて確認しておきましょう。
取引履歴・確定申告データが見られなくなる
退会後は過去の取引履歴にアクセスできなくなるため、確定申告の計算に必要なデータが手元にない状態になります。
取引履歴がなければ正確な損益計算ができません。
そのため、退会前に必ず取引履歴(CSVファイル)をダウンロードして手元に保存してください。
退会後に再登録・再開設する方法

一度退会しても、新しいメールアドレスを用意すればコインチェックに再登録できます。
手順は通常の口座開設とまったく同じなので、難しく考える必要はありません。
再登録の手順
- 新しいメールアドレスを取得
- コインチェック公式サイトにアクセス
- 「新規登録」から新しいメールアドレスを入力
- 届いた確認メールのリンクをクリックして認証
- パスワードを設定してアカウントを作成
- 本人確認書類を提出
- 審査完了後、口座開設が完了
注意点として、再登録でも本人確認(KYC)の審査が改めて必要になります。
コインチェック退会時によくある質問
退会手続きを進める前に疑問として出やすい質問をまとめました。
- 退会完了まで何日かかる?
- 退会手数料はかかる?
- つみたての締切日前後で停止時期はどう変わる?
- 退会後、本人確認(KYC)情報はどうなる?
- コインチェックをやめて他の取引所に乗り換えたい場合は?
退会完了まで何日かかる?
退会申請を送信してから完了するまでの期間は、原則として翌営業日です。
土日・祝日をまたいで申請した場合は、次の営業日に処理が完了します。
退会手数料はかかる?
基本的に、コインチェックの退会手数料は無料です。
ただし、日本円の残高が407円以下で出金できない状態の場合のみ、その残高が退会手数料として差し引かれます。
つみたての締切日前後で停止時期はどう変わる?
締切日の後に停止した場合、当月の引落しおよび買付けは行われ、翌月の引落しおよび買付けから停止となります。
退会後、本人確認(KYC)情報はどうなる?
退会後も、本人確認(KYC)情報をはじめとする登録情報は一定期間コインチェック側に保管されます。
コインチェックをやめて他の取引所に乗り換えたい場合は?
保有している暗号資産を移してから、退会手続きを進めるのが基本の流れです。
コインチェックの退会は「事前準備」が9割
この記事では、コインチェックの退会方法から事前準備まで解説しました。
退会前に残高ゼロやつみたて停止、NFTの確認、取引履歴の保存だけは必ず済ませてください。
| 準備項目 | 内容 |
|---|---|
| 仮想通貨の残高 | 売却または送金してゼロにする |
| 日本円の残高 | 出金してゼロにする(407円以下は退会手数料として処理可) |
| Coincheckつみたて | 締切日(毎月10日ごろ)までに停止する |
| Coincheck NFT | 出品して売却するか、外部ウォレットへ出庫する |
| 取引履歴 | CSV形式でダウンロードして手元に保存する |
特に取引履歴は、退会後にログインできなくなると取得できません。
この記事を見ながら、上から順番にチェックして進めれば大丈夫です。
この記事のチェックリストを参考に、後悔のない退会手続きを進めてください。